Purelove 〜中学生〜


ーあれは
 夏の日差しが強い日。



私は一人の男の子に



恋をした。



私と同い年だと
思えない顔立ち。


部活のサッカーで
日に焼けた
ちょっぴり黒い肌。


いつも
みんなの人気者。




そんな彼が

熱中症で倒れた私を

保健室になんて

運んでくれたもんだから

一瞬で恋に落ちた。






よく

『好きなコトに理由はない。』


そんなコトをいう人が
いるけれども


私は違うよ。




全部ひっくるめて

まるごと

あなた……響が


好きなんだ。




< 17 / 52 >

この作品をシェア

pagetop