魅惑★ladyの作り方



「それからです、華楠が虐められるようになったのは。
今までは読者モデルをしてた事も凄いね、とかだったのがその時は調子に乗ってるとか良い気になるなとか…
今では華楠の一番聞きたくない、大嫌いな言葉なんです。」


その言葉に四人はハッと顔を見合わせた。
駆け付けた時にチラッと聞こえた言葉の中に、その両方の言葉が入っていたのだ。



「チクチク陰口を言われる事は当たり前で、呼び出されて叩かれたりだとか…
私も最初は華楠と居たけど色々言われ始めて、飛び火が来るのが怖くて…
それを華楠も気付いたのか、私なんか友達じゃない、ってみんなの前で言ってくれて…
それでもっと華楠への虐めが酷くなったんです。
守ってくれた親友まで裏切るのか、って。
男の子達もそうなっちゃうと好きとか言えなくて、虐めに協力までするようになって…」


由香はそこで一度言葉を区切り、少し間をあけて、強く目を瞑って、話す。



「一番酷かったのが、中三の冬、つ、使われてなかった体育館倉庫に呼び出されて…
待ってたのは、その女の子と、違うクラスで交流のない男の子、三人で…」


顔を青くし、小さく身震いした由香に四人が不審に思ったのか首を傾げる。
すると理事長が由香の肩をぽんっと叩いて口を開いた。



「…レイプ、されたんだ。」


 
 
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