[エッセイ]気持ち
0.


最初はただ、ひたすらに楽しくて仕方がなかった。

文字を打つことが楽しいだなんて、それまで一度だって思ったことはない。

初めて感想をもらった日、何度もサイトを開いては、“感想ノート”を選択し、

暗記できるくらいまでその感想を繰り返し繰り返し呼んだ。

そのときの嬉しかった気持ちは、書けなくなってしまった今でも、ふと蘇ることがある。



書こうかな、って

書きたいな、って


書かなくなってから、何度も思った。

今では、サイトを開くたびに、“新作を書く”の項目とにらめっこ。

感想ノートに書き込みの確認なんてしない。

“感想”が、新たに書き込まれることなどないからだ。

それを、自分自身が一番よくわかっているからだ。

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

[短編集]恋花
Ayumi。/著

総文字数/19,338

恋愛(その他)80ページ

表紙を見る
[極短]限りなく5に近い4
Ayumi。/著

総文字数/4,669

その他13ページ

表紙を見る
[短]Chocolate~From Bitter~
Ayumi。/著

総文字数/10,713

恋愛(その他)30ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop