過ち-いじめ-


佳代子 side



とぼとぼと家に帰る


本当は真理子のところへ行くべきなんだろうけど、今は考えをまとめたい




「ただいま」


ドアを静かに開けた


「…佳代子、…ねえ、」


帰ってくるなり
目を真っ赤にしたお母さんが出てきた




「何?」


スッとノートを1冊出した



「…コレ、どういうことなの?」



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