月夜の影
「綾子ちゃん…だっけ?」

「はい」

「雅彦さんの姪っ子さんがどうして私のところに?あ、お茶淹れるわね」

真紀子はティーカップを取り出した。

「あ、私がやります」

私は立ち上がり、キッチンへ向かった。

「いいの?」

「はい!」


いい人そうだけど…
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