Thinking Of You


「あはは。そうだったんだ。 じゃあ一文無しか。」


「はい… すみません…」


「いいよ。3週間、ここにいて。」


「ホントですか!? ありがとうございますっ!!」



バフッ!



お、おいっ!! 汗


創美がいきなり抱き着いて来た。


ほのかにシャンプーの香りがする。


ドクン、ドクン、ドクン…


ヤバい…

心臓の音が…



しばらく固まっていると、創美が離れて、



「よろしくお願いしますっ!」



また、深く頭を下げて言った。




まぁ、そんな感じで俺たちの奇妙な同棲生活が始まった。




< 9 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop