意識狩り〜Consciousness Hunter〜


「よせよ、似合わない台詞なんか。それに俺たちには仲間意識なんかないだろうが?」

白髪頭がからかうように30男に問いかけた。

「今までは、な。だが、これからはそうはいかない」

まるでカタキのように手羽先に乱暴にかじりつくと、30男は目をギラつかせて言った。

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