BLUE〜よりくんと優子の物語〜


「ほんまやね!

いや、よりの場合ねーちゃんの方から寄ってくんねん。

よりは悪ぅない!

ねぇあっくん。」



「男はな、頭ではわかってることでも、

か、体が・・・なんというか。

ねぇマサくん。」



「そうそう。

上半身と下半身は別やねん。

ねぇあっくん。」



「マサくん。」



「あっくん。」



「マサくん。」



あたしと加奈で、

二人をギロッとにらんだ。



「何の話してんの?」




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