BLUE〜よりくんと優子の物語〜


ケンタくんは

よりくんのそばで立ち止まった。




『自分がこの人やと決めた背中、

何があっても追い続ける・・・。』




ケンタくんは目を真っ赤にして、

それでも笑顔を作り、

よりくんに深く頭を下げた。



よりくんは言葉をかけることなく、

優しい笑顔で

ケンタくんの頭をゲンコツで叩いた。



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