BLUE〜よりくんと優子の物語〜
「なんでそっちに座んの?」
「・・・・・・。」
「どこ行ってたん。
そんな格好して。」
「・・・・・・。」
あたしの問いかけを無視し、
よりくんはタバコとケータイを、
ドンッとテーブルの上に置いた。
「より、今日誘ったらこぉへん言うてたから
仕方なく優ちゃん誘ってん。」
あっくんは一生懸命よりくんの機嫌をとろうとしたけど、
言ってることが繋がらず、
よりくんはどんどん不機嫌なブラックオーラをかもしだした。