チェリーブロッサム
なんだったんだろう・・・・・今の。


「蓮ー、帰るぞー!!ってあれ? あ、優莉ちゃん!蓮知らない?」

「あ、夏さん・・・。 蓮くんならさっき帰りましたよ。」

「ひとりで??」


「え、あ、はい。」

「蓮のやつー、一緒に帰るって約束してたのに><」

「ははっ、夏さん女の子みたい」

「ばかっ。・・・・・。」

と、夏さんが見ていた視線の先には、私の光るさくらんぼのストラップがあった。

「夏さん? どうかしました!?」

「あ、いや。 なんでもないよ^^ 気にしないで♪ じゃあ、優莉ちゃん!!
一緒に帰る?」

「え!! いや、そのー・・・・。」

「いや??」

ってその子犬顔・・・・。 私が勝てるわけがありません><

「わかりました・・・・。 じゃあ、帰りましょっか。」

「やったぁ♪」

いちいち思うけど、夏さんって女の子みたい・・・(笑)


-帰り道-

「夏さんのお家ってどこなんですか?」

「あ、もうすぐだよ^^」

「え!?私もなんですよ♪」

「あのさぁ、敬語やめない?名前も、呼び捨てでいいよ。」

「え!? じゃぁ、夏・・・?」

「うん!! 俺も優莉って呼んでいい?」

「もちろんだよ★ あ、あたしこの先だから!!」

「え!?俺もだよ・・・。」

えーーー、てか家近くない!?

「あたしの家はココだよ。」

「俺の家はこっち」

といって夏が指差したのは、まさしくあたしの家の隣でした・・・・。

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