S系猫彼VS幼なじみ達
クラス表の前は
思ったより人がたくさん居た

「み、見えないよー…」

由李亜は一生懸命背伸びを
している

「あっ!由李亜の名前あった!」

「本当!?走ちゃん!!」

身長が高い走真は
由李亜の名前を見つけ出した

「おう!えっと…2組だな…」

栞はそれを見て
ニヤリと笑った

「自分の名前より先に
由李亜の名前見つけちゃって…♪」

その言葉を聞いた走真は
顔を赤く染めた

「しっ、栞!!」


「あら…私達も2組よ、」

走真をあっさりと無視して
自分の名前と走真の
名前を見つけた栞
隣にいた由李亜はパアッと
栞の方を向いた

「本当!?やったぁ♪
栞ちゃんと走ちゃんと
同じクラスなんて嬉しいなぁ♪」

「私もよ、由李亜…♪」

「お、俺もまぁ…嬉しいかな…」

と走真は前髪をかき上げた


「じゃあ、教室行こ♪」



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