夢の続き。~君は空を愛してる。 次世代編~
その時だ。

「ただいまぁ。」

その甲高い声に
優衣はピクリと反応した。

この世で一番苦手な人の声。

優衣は必死で祐輔にしがみついていた。

「…大丈夫だから、
しっかり手を握ってて。」

祐輔がそう言ってくれたおかげで、
少しだけ安心出来た。
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