夢の続き。~君は空を愛してる。 次世代編~
休み時間。

転校生が皆に囲まれる
光景はよくある話。

だけど、瑠花だけは違っていた。

それらを一気に散らすと、
祐輔に近寄った。

「隣の席のよしみで、
学校案内頼める?」
と、言ったのだ。

「え、僕?」と、祐輔は
聞き返したが、
返事をもらう前に
手を引っ張って連れていかれてしまった。

「早いなぁ、もう。」

優衣は呟くしかなかった。
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