夢の続き。~君は空を愛してる。 次世代編~
だが、音は雑音しか聞こえない。

「…祐輔?」

もっとよく耳を澄ますと、
微かな息づかいと、すすり泣きの声。

「もしもーし?」

「何?どしたの。」

「うん、何かよく解んない。
様子がおかしいっていうか…。
返事が聞こえないのよ。」

「それ、ヤバイんじゃない?
探しに行きなよ!
あたしたちで次の授業
カバーしとくからさ。」

「ありがとう!恩に着る!」

優衣は無我夢中で走り出した。
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