ミルクティー
優之介は少し考えて、言った。

「これから、段々学校も行けなくなって、
勉強も解らなくなると思う。
だから、教えてほしい。
俺は出来たら、
高校まで進みたいし。」

「…解った。」

「それと、これからも
仲良くしてほしい。」

「それは、もちろんだよ。」

「ありがとう。」

優之介は笑った。

久しぶりに優之介の
笑顔を見れた気がした。
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