ミルクティー
柚琉はチラッと父親の方を見た。

「ね、父さんはさ。
どうして喫茶店を始めたの?」

「あ、私もそれ聞きたいな。」

「そうだね、人の笑顔が
見たかったんだ。
自分の作った料理や飲み物で、
元気になって欲しかった。
元々料理は好きだったし、
落ち込んでる人が
元気になってくれたら
嬉しいなって思ったんだ。」

「へぇ…。」
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