ミルクティー
「神尾の席は…
あぁ、花村の隣が空いていたな。」

急に白羽の矢が立てられて、
びっくりした。

転校生が歩いてくる。

歩き方もまた、綺麗である。

「よろしくお願いします。」

ちひろが笑う。

柚琉は少し頭を
下げるだけにしておいた。
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