flower~ミルクティー another story~
そして、陽鞠が言った。

「…優之介、さっき花火始まる前…
何て言いたかったの?」

「…えっ、えーと…あれは、その…」

まさかキスがしたかったとは
口が裂けても言えない。

だけど、陽鞠はそれを見抜いていた。
< 77 / 154 >

この作品をシェア

pagetop