弟くんと危険な関係!
本当に彼女が犯人だった。

舞が言った通りだった。
なんで舞の言う事を信じなかったのか、
いや、信じられるはずなかった。
あんなに可愛い子が、とんでもない悪魔のような子だったなんて、あたしには見破れなかった。


あたしは右手に持った携帯が鳴っていることにも気が付かないくらい、衝撃を受けている。

しばらくその場に呆然と立ち尽くしていた。
ほのかちゃんの通ったあとは、甘い匂いがほんのり残っていた。
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