17歳の約束
「勇気君カッコイイからすぐ告られるって!彼女すぐできるよ」

「じゃあ、望ちゃん、俺の彼女になる?」

冗談にもほどがあるよ〜

「勇気!お前何言ってんだ!俺の女だぞ!手出したらぶん殴るぞっ!」

そう言って康太は私の前に立った。

「康太、冗談冗談!お前騙されやすいなぁ。うけるわぁ!あははは!」

「うるせーよ。」

康太は顔を赤く染めながらコホンと咳ばらいをして席に座った。

すんごく嬉しかった…。

「望ちゃん!康太とお幸せにね」

勇気君はそう言って自分の席に戻って行った

「なんだあいつ。」

「勇気君いい人じゃん」

「いいやつだけどなんか心配だよな!」

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