あまのじゃくBaby★


「わかりました。」

『え??』

「2人の邪魔しちゃ悪いんで…。
俺は1人で帰ります。」


そうアイツは王子様スマイルを振りまくと、先を歩いてしまった。



『ちょっ』


思わず、「ちょっと待って」って言いそうになった。


思わず、手を伸ばしてしまった。


…その手を、慌てて引っ込める。



あたし、何やってるんだろ。


今あたし、アイツを引き止めようとした…??



自分自身がよくわからない。


わからないけど…。


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