あまのじゃくBaby★


「陵くん、ちょっといいかなぁ。」



突然、あたしたちの背中から、可愛い女の子らしい声が聞こえた。


アイツはもちろん、あたしも気になって後ろを振り向く。



そこには、

二重のぱっちりおめめ。
巻いてないのに軽くウェーブがかかったテンパの髪。
ピンク色の唇。

なんか美人って言うよりは可愛いって感じの、


春ちゃん、が立っていた。



< 242 / 322 >

この作品をシェア

pagetop