あまのじゃくBaby★

あり得ないし。


あたしは腕をさすりながら呟く。


女の子にあんな態度なくない??



しかもアイツ、嫌み言うために、あたしを呼び止めたわけ??


まじ最低なんだけど。




あたしは確信した。


こんな乱暴で最悪な奴に、胸が高まるわけがない。


やっぱり、さっきは心臓が故障してたんだ。




あたしはアイツに対する怒りを押し殺しながら、床から立ち上がったのだった。










< 44 / 322 >

この作品をシェア

pagetop