あまのじゃくBaby★

どうして、こんなこと思うんだろう…。


今までは、1ミリでもアイツに触れたくなかったのに…。



それにアイツを見ると胸が高まる。


もっと近づきたいって思う。



そんなこと思うなんて、もしかしたらあたしっ――…。



「ちょっと待てよ。」


その時、力強い声が響いた。


この声…、直也先輩だ。


あたしがずっと、探してた声。



「俺だってずっと舞ちゃんのことスキだったんだよ!!」



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