あまのじゃくBaby★
「上園…。お前、俺の授業中に寝るとはいい度胸だな。」
『すっスイマセン。』
あたしは余りの迫力に、思わずのけぞった。
なんかこの先生…、
この角度から見ると、ゴル〇さんみたいな顔してる…。
めっちゃいかつい。
…って、そんなこと考えてる場合じゃなくて!!!
ちゃんとお説教、聞かなくちゃ!!
「…まぁ、いい。」
『へっ??』
怒鳴られるのを覚悟していたあたしにとって、先生の言葉は拍子抜けだった。