ショートケーキ≪短編≫
「…ゃ」



誰かに呼ばれるいる様な気がする。



「た…っや」



また。



「達也!!」



まだ冴えない頭を上げると、




「ようやく起きた!」



「おはよ、藍」



「おはよじゃないよ!心配したよ、こんな所で寝てるんだもん」



ここでようやく頭が冴えて来て、



「心配したのは俺の方だぜ!もう大丈夫なのか!?」



「おかげさまで。もしかして学校休ませちゃった?」



「あぁ、学校はサボったぜ。苦しそうなお前を置いて学校行けるかよ」



「ありがとう達也!」



「あぁ。それわそうと、何か飲むか?少し水分とった方がいいぞ」



「じゃあ、いちごミルクお願い!」



「了解!」
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