【完】好きです片桐くん!!
“片桐くんが好きだから”
言おうとするのだけれど、言葉はのどの所でつまってしまう。
「………」
「橘…?」
片桐くんは言葉をつまらせた私を不思議そうに、ジッと見つめる。
や、やだよ…顔、近い…
「―――っ…」
片桐くんの顔が近いせいか、顔が異様に熱い。
「………橘、今日は…」
「え…?」
「いや、何でもない」
片桐くんはそう言って、スッと立ち上がった。
「片桐くん?」
「じゃあ…な、橘」