今日も明日も、君を



薄暗くなった部屋の天井が目に入る。

「……具合はどうだ?」

静かに声をかけてくるのは、恭平さんだった。

「―え、な……」

「熱出して倒れたんだよ」

「………そうなんだ」

「他人事じゃねぇんだぞ、心配しただろうが」

そう言って軽く小突いてきた。



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