今日も明日も、君を



って、温泉?
泊まりがけとか?

「…いいんですか?」

「なにが?」

「いや…、付き合ってる人とかと行かなくていいのかなって」

そう言うと、恭平さんは鼻で笑いこう答えた。

「いたらお前のことここに置かないよ」

確かにそうなんだけど……

楽しそうにパソコンで調べていく恭平さんを、私は複雑な気持ちで見ていた。



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