オレの破裂と15分前
「イヤッ!!」
ナツミは首を横に振り、ギュッとオレの腕を掴んだ。
「イヤなの」
「ナツミ……」
「行こうよ」
ナツミは、意を決した様だ。
「お前、いいのか?」
「このままじゃ、このままじゃダメだよ、きっと」
「そうか……」
オレとナツミは、身体を離した。
「トシユキ」
「ナツミ……」
そして、目線で合図を送った。
「行くぞ」
「うん」
ウイーーーーン
オレたち二人は、ホテルの自動ドアを開けた。