オレの破裂と15分前
こうしてオレたちは、正式に付き合いだした。
帰りの時間が一緒になれば必ずメシを食い、酒を飲み、そして……。
「オレの家に来ないか?」
「え?」
駅まで歩く坂の途中で、オレは切り出した。
「面白い映画があるんだ。一緒に観よう」
「んっ……」
ナツミは、自分の表情を隠すかの様に、顔を下に向けた。
「ダメなのか?」
「う、ううん。いいよ」
「よし、決まりだ」
オレたちは、手打ちをした。