オレの破裂と15分前
「い、一度も……」
「一度もぉ~!!」
「し、シてない……」
「シてない……。はぁ!?」
猿山はその言葉を聞いて、急に手を離した。
「はぁ……。はぁ……。はぁぁ……」
オレは、呼吸困難になりそうだった。
「一度もシてないって……。そりゃねーだろ? 付き合って、何ヶ月経ったんだ?」
「に、二ヶ月くらい……。か?」
「おい、いくらなんでもおかしいだろ!?」
猿山は信じられない様なモノを見る目を、オレに向けてきた。
「別にいいだろ。人の勝手だ」
オレは、精一杯の強がりを言った。