私の彼氏君
        ~第1話~

黒板に書かれている方程式は、私のノートにはまだ途中までしか書き写されていない


本当……憎たらしいほどカッコイイなぁ

あたしの目線の先に映るのは、そこら辺のアイドル何かよりもカッコイイ男の子

それは皆が認めている
もちろん…………本人までも



ナルシスト何て痛いヤツだけど

「カッコイイんだよッ……!!?」


うわっヤバッ!!?
私はあからさまに、思いっ切り顔を逸らすと、まだ書き写されていない方程式を必死に写した


どうしよう……榛名君と目が合っちゃった





【目線の先】

彼の横顔があまりにも綺麗だったから
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