飴色蝶 *Ⅱ*

表す鏡

貴方の父親である先代は

私にとっても義父。
 
親に、子供を産む事を反対
された私は、一人で初めて
の出産と向き合わざる
終えなくなった。

そんな不安な私の傍にいて
彼は精一杯できる限りの
親らしい事をしてくれた。

私が挫けずに、子供を産む事
ができたのは、彼の支えが
あったからこそだ。

私は、心から感謝している。

駐車場に車を停めた菫
車から降りた浬は走り出す。

「カイリ、走っちゃ駄目」

駐車場に一台の車が入ってくる
クラクションが鳴る。

「カイリ・・・あっ」

その車を運転しているのは
幹生だった。
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