飴色蝶 *Ⅱ*
『私は後に
 
 彼が、ある女性を愛して
 
 彼女に夢中になる様を間近で
 
 見つめることになる』

私を見つめる、甘い視線。
 
「俺は、今も昔も

 お前に夢中さ」

花壇に、自由奔放に

咲き乱れる花々。
 
花から花へ、揺らめき、漂う

飴色蝶が二頭。

仲良く、踊り
 
素敵に、舞う。

私の全ては、貴方だけのもの

・・・・・・
 
共に手を取り
 
どこまでも、一緒に行こう。



おわり
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