飴色蝶 *Ⅱ*
その場から走り去る、私の
後ろ姿を、彼が見つめている
事に気づいていたけれど
彼の想いに答える事は
私にはできなかった。
彼が、どんなに素敵な男性
だったとしても、私の心に
貴方は住めない。
イオリしか住む事はできないの
もう、逢えない人なのに・・・
今までも、これからも
永遠に貴方だけ。
愛しい人
貴方は今頃、どうしているの?
鳴らない電話に、彼を想う・・
『貴方が怖いの
怖くて、怖くて
・・・堪らない』
いつか、あなたに
そう、言われるような
気がしていた。
後ろ姿を、彼が見つめている
事に気づいていたけれど
彼の想いに答える事は
私にはできなかった。
彼が、どんなに素敵な男性
だったとしても、私の心に
貴方は住めない。
イオリしか住む事はできないの
もう、逢えない人なのに・・・
今までも、これからも
永遠に貴方だけ。
愛しい人
貴方は今頃、どうしているの?
鳴らない電話に、彼を想う・・
『貴方が怖いの
怖くて、怖くて
・・・堪らない』
いつか、あなたに
そう、言われるような
気がしていた。