飴色蝶 *Ⅱ*
貴方が突き進む道を

私は、黙って着いて行く。
 
そう、決めた。

そっと押し倒された私を
受け止めるベッド。

貴方が優しく、私に覆い被さる
とベッドは深く沈む。

貴方と交わした口づけの分だけ
私の体は素直に熱を帯びてくる

貴方の冷たい体温が

こんなにも心地よい。

貴女の熱い体が、わたしの

氷のように冷たい体を
温めてくれる。

わたしに振りかかった
深い悲しみごと、全てを
受け入れて、細い体に一緒に
背負ってくれる。

あなたは、わたしだけのもの。 

貴方の甘い口づけを、全身に
受けた私は

あなたが欲しくて堪らない。

だけど、ほんの少し・・・怖い

また、貴方に溺れてしまう。

貴方に、夢中になる・・・怖い

< 68 / 410 >

この作品をシェア

pagetop