容姿端麗6人組

・夏希&亮



「奏…、何してるかな…。」

「どうした??」

「あっ、笹山君…。」


夏希の側に、亮が近付いてきた。


「凄い偶然だよな。俺ら…」

「えっ??」

「だってさ…、同じ中学で同じ学年。しかも同じクラス。俺と佐々木の姉ちゃんは親友の仲。」

「そっか。凄いよねー、やっぱり奇跡っていうのかな??」


夏希は少し興奮気味に言った。


「お前やっぱり面白いな☆行こうぜ?」


夏希の手をとって、亮は提灯を持って暗闇に入っていった。


「笹山くんは、彼女とか…いないの?」

「え?いないけど…何で??」

「ちょっと聞いてみたいな、って…」

「あ、もしかして…。俺に惚れた??」

「☆×★☆*×ッッ!!」


夏希は驚きすぎて、変な声を出してしまった。











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