容姿端麗6人組


チャイムが鳴った。

慌てて怜から離れて、つかさを見たら上を指した。


「チャイム、鳴ったわよ?♪」


つかさはニヤっと笑いながら言った。


「わ、わかってるっつうの!!行くぞ!」


俺、焦りまくってる。
やべぇ…

むやみに抱き締めるんじゃなかった。

俺らは屋上に弁当を取りにいって、教室へ向おうとした。


そしたら、まだ階段の下でうずくまってる徹が見える。


「徹。」

「ま、舞…?」


真っ先に、舞は徹の前にしゃがんだ。


「もう、怜の前に現れないで……」


静かに忠告した。


徹を残し、俺らは教室に戻った。











< 48 / 447 >

この作品をシェア

pagetop