容姿端麗6人組


「お前ら、何考えてんの??」


蓮は頭を抱えながら、言った。


「手伝ってやろうか?」

「は?」


蓮が、声のした方を向くと…
窓からヒョコッと顔を出して、笑っている智だった。

急に現れて、驚いた私たち。


「智樹、まさかとは思うけど…。」

「ん?」

「……聞いてた、?」

「聞いてたけど……、何かまずかった?」

「だだだって、俺が……その。好きだって……事…///」

「前からなんとなく、気付いてたし…。別に良いんじゃね?」


智は昔から鋭いからな……

気付いてたんだ。


教えてくれれば、いいのにぃー


「何なんだよっ////お前らぁ~///」

「何が???」


つーちゃんが帰ってきた。

蓮は顔が真っ赤なまんま……


「何よっ……」


皆でガン見しちゃったから、不信に思ったみたい。


「ねぇ、もうすぐテストじゃない?皆で勉強会なんて、どう??」

「いいけど…、それを話し合ってたの?」

「うんっ!」


舞が上手く誤魔化した。












< 74 / 447 >

この作品をシェア

pagetop