生徒会長の悩み事






「で、本題だ

雨宮のリボンの事だが…何処で見たんだ?」


シワになったシャツをもとに戻しながら若干やつれた顔になった律はあ゛~…と言いながら答えた


「どこって言うより、人が持ってたんだよ
ほら…あの有名な"王子様くん"」


亮也、知ってるっしょ?

安易にそう問いかけられてるようだ



ピクッ…


告げられた言葉の中に入っていたあるワードに顔がひきつるのが自分でも分かった


「・・・・・今、なんて」


これ程、今聞いたことが間違いであってほしいなんて望んだことはない
自分の考えが間違っていればと願ったことはない
頭の中でそのワードと人物がイコールで結ばれようとする




「あーあ

つまんないの」



刹那、声が響いた


今、もっとも聞きたくない

会いたくもない

俺が最も苦手とする奴の声が

そしてその声が俺の頭の中のイコールを確実に繋いだ



「どうも。生徒会の皆さん」


振り返るとそこには生徒会室の入り口に背を預けながら、憎たらしいほどに綺麗な笑みをした人物が立っていた




「東條…直人…」



手に青いリボンとシルバーフレームの眼鏡を持ちながら…








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『生徒会長の悩み事』 番外編!! 今回の主役は完全無欠の生徒会長!!…ではなく その親友の“木ノ下早紀” 美人でカッコよくて“学園の姫”と噂される彼女の初恋物語! そのお相手は学園の王子様!!…ではなく その(たぶん)親友の爽やか騎士 “城戸悠一” 姫と騎士の出会いは、まるで絵本の中のように… 甘くはなく現代的なものでした

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