生徒会長の悩み事
~神崎亮也side~



シュッ…


“ガッ!!”



読んでいた本の上に俺の前髪が2~3㍉
はらはらと落ちる



「・・・・・。」



今…俺の目の前を
ナイフが通ったよな…?



パタン…


本を閉じ、周囲を見渡す




あー…


何となくだが状況が掴めた


五月蝿い律を黙らせるために雨宮がナイフを投げたのか



で、わざわざ俺の顔すれすれに投げたのは


“いつまでも本なんか読んでないで、打ち合わせを始めろ”


…って意味か…



口で言わないのは、自分が遅れて来たことを反省してるからか?



…にしても、ナイフはリスクが高すぎるだろ


下手したら死ぬぞ



というか律はすでに魂抜けてるし…(笑)



仕方ない

雨宮が本気で切れする前に打ち合わせを始めるか



…ん?


ああ、打ち合わせもう始まってたのか


本に夢中で気付かなかったな…


そりゃ雨宮も怒るな


「すまなかったな

それじゃあ、今日のステージの打ち合わせに入ろう」






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