つ ば さ

「お疲れさま。」



由里香先輩は、口からの白い息と共にそう言ってくれた。





気がつけば12月。

オフシーズンも折り返し地点くらいまできた。





「お疲れさまです。由里香先輩、寒くないんですか?」





運動している俺はそうでもないけど、ずっと止まってる由里香先輩は寒そうに見える。

マフラーとかもしないし。


< 146 / 215 >

この作品をシェア

pagetop