つ ば さ

結局、次は“拗ねてる”ネタでいじられるはめになった。

断じて俺はMじゃないが、こういう他愛もない言い合いとかの時間はけっこう好きだ。





「じゃあ、またね。」

「お疲れさまでした。」

「由里香、気をつけてな。お前も一応“女”なんだから。」

「はいはーい♪」





巧先輩の心配を受け流して、由里香先輩は帰っていった。


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