晴れのち恋
第二話~幸せ~
沙耶に話してから数日がたったある日。


まだあの男の子ことは何もしれてない…。


「沙耶~晴れないかな?」

「そうだねー晴れたらいいね」


ずっと雨が続いていて名前を聞くに聞けない状態だった。


「涼香!明日晴れだって!」

「そうなんだ」


沙耶は携帯の天気予報を見ながら教えてくれた。

「幸せそうだね」

私はつい顔が笑ってしまったらしい。
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