自分、遠賀家に住んでおります。



―――
―――――
――――――


結局中学ん時のアタシゎ

現実カラ逃げたんだ


正面カラ向き合うのが怖くて



小さい頃親戚のお祖母ちゃんが
亡くなった、とかとは
ちょっと違う


目の前で人が死んでいくのに
何も出来なかった

手を

取り合ってあげられなかった

最後に「好きだ」と
伝えられなかった



そう、後悔しかないー…





涙も枯れた、その頃

世界が全てバカらしく見えた



彰太がイナイ世界なんて…

つまらない




おかげでバカみたいに
グレちゃった



< 62 / 137 >

この作品をシェア

pagetop