黒板

~麻耶side~


よかった・・・。


もう花蓮も大丈夫だね。




「大丈夫?



麻耶ちゃんもお疲れ。」




「ううん。あたしは大丈夫。



あ・・・翔太くんも傷が・・・。



絆創膏あるよ?」



「あ、じゃぁ絆創膏麻耶ちゃんが貼って☆」



「えっ?あたし??」



「付けてくれたほうが


場所正確だし。」




「あ、うん。わかった。」




あたしはかばんの中から絆創膏を出し



翔太くんの顔に貼った。




なんかすっごい緊張して顔が赤くなった。



「ありがとう。」



「あっ、どういたしまして・・・///」



好きな男の子に絆創膏貼るだけで


こんなに緊張するんだぁ・・・・。




そして翔太くんは


「今日はもう解散しようか。」



そう言った。



少し波乱だったけど

Wデートは終わった。



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