君は、僕の青春そのものだった
秋の頃、冬の頃。

一日だけの





それからぱったりと、
彼女とのメールもしなくなって
(もとから送っていたのは俺ばかりで
彼女からメールが来たことは一度もなかったから
俺が送らないならメールをすることもないからだ。)


そして夏休みになって
思ったより部活はハードで
それに東以外の部員とはあまり馴染めず
そのまま夏が終わってしまった。



周囲の奴らに彼女ができ始めて、
完全に俺は取り残されている感じだった。

友達の紹介の女の子とメールを始めたが、
なんていうか
顔があんまり好きな顔じゃないんだよな
まぁでも人間顔だけで判断したらいけないし


まぁ、俺は顔も性格もいいらしい。
由香子が前に俺に言った。
なら、俺を選んでくれよって

もし由香子にあの時言っていたら
なにか変わっていたんだろうか
なんてまだ思う俺を、俺は好きじゃない。


そういうことで
俺もまぁまぁモテるんだけど
中学の時は由香子を追っかけてたから
全部断ってたし

高校でも
好きじゃない子とは付き合えないっていう
俺の勝手な理想論で今まで断ってきた。


でももうそんなこと言ってられないし
そろそろ彼女欲しくなってきたから

とりあえず誰でもいいから付き合ってみようかな
と思っていたころだった
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