君との関係は旦那様!?【許婚新婚編】
翌朝。
いつものように、壁一面の窓から差し込む朝日であたしは目を覚ました。
「ん……起きなきゃ」
本当はこのまま温かな眠りについていたいけど、聖は今日も仕事だ。
しかも昨日の騒動で恐らく忙しくなるはずだろう。
「あ!イタ……腰、痛い……」
少しだけ愛の余韻が残る体を無理矢理起こす。
隣でいる聖を起こさないようにベッドから降りようとしていると……
「明~……」
聖が甘い声を出しながらあたしの腰にしがみついてきた。